区画線工事

「安全」「快適」なドライブを
サポートする4つの技術

秩序ある幾何学模様を描く道路上のラインの施工技術は、現在、視認性、排水性、耐候性などの多様な機能を備え、ドライバーをより安全かつ確実に誘導するための工夫を織り込んで進歩しています。
私たちは、そんな最新テクノロジーを駆使し、道路や交通事情に合わせて最も効率的な施工方法を採用、施工時間を大幅に短縮することによって交通渋滞をなくす努力をしています。

区画線工事の種類

1溶融噴射式(車積載)路面標示

最新装置を搭載した車輌を配備し、
コスト削減と施工時間の大幅短縮を実現!

溶融塗料を用いる塗融式工法は、塗膜が厚く耐久性が高いことなどから、一般道を中心に最も一般化しています。なかでも、噴射(スプレー)式による施工は、塗料の散布量が均一で均等な塗膜厚が得られ、ガラスビーズの付着率が高く、路面への固着が頑固であるなどの優れたメリットがあります。
当社では、この溶融噴射式塗装装置を搭載した車両を配備。自走しながら下地処理とラインの仕上げを同時に行うことで、従来工法(手押し)と比較し、施工時間の大幅な短縮を実現しました。
施工に伴う交通規制を最小限に抑え、通行車両の渋滞緩和に大きく寄与するとともに、その高い機動力は大規模工事におけるコスト低減につながっています。

事例紹介

2溶融噴射式路面標示工法

機能はそのままに、
雨天夜間時の視認性を大幅にUP!!

雨の日の夜、道路の白線が見えにくいと感じたことのあるドライバーは少なくないでしょう。これはライン上の雨水が光を乱反射するために起こる現象です。ラインの塗装が舗装の排水穴をふさいでしまい、排水ができなくなるのです。排水機能を備えた舗装が普及しているだけに、その機能がラインの施工によって損なわれるのは残念なことです。
この欠点を解消したのが溶融噴射式工法です。舗装の排水穴をふさがない塗膜を形成するのでライン上の雨水は滞ることなく排水され、雨天時の夜間反射が確保されます。
また、塗膜の表面が舗装の凸凹をそのまま残すので反射面積が広いこと、塗膜の厚みが一定のため散布ビーズの固着性に優れていることなどから夜間反射が向上し、視認性はさらに高まります。塗料の流れがないので施工後の養生とハツリの必要がなく、仕上がりもきれいです。

3溶融噴射式路面カラー舗装

レーン区分にも排水性・グリップを確保。
施工・補修も容易で効率的!

雨の日の夜、車線や横断歩道など道路のレーン区分の標示には、ラインの他にラインとカラーを組み合わせた工法があります。カラー塗装はドライバーや歩行者の視覚に訴えるので、交通量の多い交差点で右折・左折車線を強調したり、横断歩道を目立たせるのに大変効果的です。標準色は黄・緑・ベンガラ・青を用意。排水機能を持つ舗装に使用した場合、溶融噴射式路面標示工法同様に透水機能があり、視認性は抜群です。
また、従来の塗装方法に比べて高い"すべり抵抗"があるので、スリップの発生を抑え、緊急時の車の制動にも安定感をもたらします。施工後の養生時間が短く、施工に伴う交通規制が最小限ですむこと、摩耗箇所のリメイクが容易であるなど、優れた特長があります。

標準色

ベンガラ

事例紹介

4ペイントスプレー式路面標示

高品質、施工時間の短縮で、
低コストを実現。

スプレー式の塗装装置を搭載した車両を配備。塗料は、視認性、耐久性、速乾性を兼ね備えているだけでなく、大気汚染の原因の一つであるVOC(揮発性有機化合物)含有量がきわめて少ないエコロジカルな水性ペイントを採用しています。ペイントマーカー工法は、高速道路など長距離の施工に大きな力を発揮します。
当社は、この工法において数多くの施工を行い高い評価をいただいています。また、低価格での施工や施工時間の大幅な短縮など、その優れた経済性と品質にも高評価をいただいています。

事例紹介

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