interview 先輩の声

Kさん

2011年入社
工事部

交通ルールを“見える化”して、
道路というインフラを支えていく

入社したきっかけ

路面施工の仕事で、社会の役に立つ。父と同じ道を選びました。

当社は、交通標識を設置したり、道路のラインや横断歩道といった路面標示を施工しています。実は、私の父がこの仕事に携わっていたので、昔からなじみがあったんですが、自らの手がけたものが社会の役に立つところに魅力を感じ、自分もこの仕事に挑戦しようと考えました。

仕事のフィールドを大きく分けると、「一般道路」、「高速道路」、「駐車場」があります。私は入社後、ラインやマークといった路面標示の施工を担当してきました。この仕事では、標示の寸法を決めて図面を作成し、下地となる塗料を塗り、最後にラインを引くのが基本的な流れです。1件あたり4~5人のグループで仕事をしますが、メンバーは毎回変わります。そのため、入社してから多くの先輩と関わる機会がありました。

仕事で必要となる技能は、先輩の仕事を見て、試行錯誤をすることで身につきます。先輩たちそれぞれのやり方を学べたことは、技能の向上に役立ちました。

わたしの仕事

先輩班長のサポートを受けながら、現場を取りまとめています。

入社10年目になった今、班長として、駐車場の案件について仕事をすることが増えてきました。当社では、経験が豊かな先輩とチームを組んで、若手班長を育てていく風土があります。そのため、ほかの仕事で班長を務める先輩が、私が班長となったチームのメンバーになることもあります。班長は仕事の段取りや役割分担を決めるのですが、先輩たちにフォローしてもらいながら、その経験を積みあげているところです。

チームとして仕事の品質を守ることが、班長としての使命です。しかし、技能レベルや仕事のスピードは経験に応じて身についていくので、ある意味での個性が出てきます。例えば、道路のカーブに運転者から見てスムーズに認識できるような波線を設置するとき、描法や順序などは、人によって違います。そこには正解はありませんが、最終的に同じ結果を得ることが重要です。この違いをお互いに認め、吸収することで、自分の経験値も高められます。

それに加えて、班長を経験させてもらってから、チームと仕事全体を把握し、物事を客観的に見る姿勢も養われてきましたね。

今後の目標

依頼主とチームの両方に頼られる存在になりたい。

これまで、駐車場、一般道路の仕事とステップアップをしてきました。今後は、より難易度の高い、高速道路のライン引きに挑戦したいです。高速道路では、専用の作業車を使用しています。この作業車を使いこなして、長い距離を短い時間で施工するのは難しく、今の私には、まだ任せてもらえません。多くの先輩の仕事を見たり、聞いたりして、こつこつと知識と技能を身につけていきたいと思います。

また、仕事の発注者とメンバーのどちらにも信頼される班長になりたいです。現場では、発注者の方々と打ち合わせをする機会があります。こうした場で責任者として話をするのも、班長の役割。言葉づかいや態度など、社会人のマナーを守ることはもちろん、相手の話を正しく理解した上で、私たち施工者の考えや事情を伝える必要があります。この経験は、社会人としても成長するチャンスだと思うんです。

将来的には、一般道路や高速道路の施工でも班長を任せてもらえるようになって、この道を進み続けていきたいですね。

就職活動中の方へメッセージ

当社では、健やかに働き続けるための環境整備にも力を入れています。
従業員の健康づくりに全社的に取り組んだ結果、平成29年に「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」に認定されました。
心身ともに健康に働き続けられるような体制や施策を整えていますので、仕事のやりがいを感じながら、私たちと一緒にこの道を歩んでみませんか。

募集要項

正社員を積極的に募集しています。

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